作成中です。もう少々お待ちください。

 

 

 

――*――*――*――*――*――*――*――

以下にサマーセミナーの御案内を再掲しておきます。

 

「春の市民大学講座」

 

■公開講座(春)   申込不要・無料

3月5日(日) 10:30~12:30講義 →盛況のうちに修了しました。

 池知正昭先生(駿台予備学校講師・元明治学院大学講師)

  「日本の近現代史を学ぼう(続)――主に戦後編――」

 

 特定秘密保護法や安保諸法制などが制定された今、テロ等準備罪法案が国会にて審議され、「緊急事態条項」を含む憲法改訂も予定されています。武器輸出や原発輸出も進められて、大学を巻き込んだ軍事技術研究も本格化しようとしています。まわりを見回すと、「一億総中流」と言われた時代は遙か彼方に過ぎ去り、「格差社会」が現実のものとなってきました。そして世界に目を転ずると、米国のトランプ政権は言うまでもなく、欧州における右派ポピュリズムの台頭は著しく、各地でテロ行為も続き情勢は不確実性を増しています。
 ところで、貧困などの社会に起因する「構造的暴力」が取り除かれた状態を「積極的平和」と呼んだのは、ノルウェーの著名な国際政治学者ヨハン・ガルトゥングでした。その言葉を換骨奪胎して用いる首相は、われわれを何処に連れて行き日本をどのような国にしようとしているのでしょうか? それらを考える上では、我々が歩んできた道を歴史の中に位置づけて正確に理解していくことが不可欠です。「幕末~真珠湾」を扱った昨年の池知先生のご講義は大好評でした。今年は、皆様のご希望に応えて「戦後編」をお願いしました。(主催者)

《池知先生のプロフィール》

1958(昭 和33)年生まれ、東京都出身。青山学院大学文学部を経て同大学院文学研究科日本史専攻に進み、博士後期課程単位取得満期退学。専攻は日本の古代史・古代 仏教史・美術史。長年にわたり明治学院大学講師を務める一方で、駿台予備学校日本史科講師として主に東大・京大・一橋大受験生の指導に当たる。 

 

 

 

■スプリングセミナー  申込要・有料(下記参照)→盛況のうちに修了しました。

3月5日(日) 13:30~16:40講義および開講式&閉講式

 加藤智見先生(東京工芸大学名誉教授)

  「世界の宗教と親鸞、そして日本の将来へ」

 

ルターと親鸞」「イスラム教と親鸞」「世界の三大宗教を比較する」に続く比較宗教学の4回目です。テロ行為を巡り欧米社会とイスラム世界との軋轢が強まり、宗教や文化を異にする多くの難民たちがEU諸国に殺到する中で、東アジアの片隅に暮らす我々も世界の諸宗教に無関心ではいられません。キリスト教やイスラム教の教えと仏教や親鸞聖人との共通点や相違点について、(比較)宗教学がご専門の加藤先生がお話くださいます(主催者)。

 

《加藤智見先生のプロフィール》

(1)略歴 

1943(昭和18)年、愛知県に生まれる。早稲田大学第一文学部卒業、早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻博士課程修了。東京大学および早稲田大学講師、東京工芸大学教授などを経て、現在は東京工芸大学名誉教授・同朋大学講師、光専寺(浄土真宗大谷派)住職。専門は宗教学、仏教学。

 

(2)主要著書

 『親鸞とルター』(早稲田大学出版部)、『ココロの旅からタマシイの旅へ――宗教の理解』・『宗教のススメ――やさしい宗教学入門』・『蓮如入門』・『誰でもわかる浄土三部経』・『世界の宗教と信仰』・『親鸞の浄土を生きる』・『本当の宗教とは何か――宗教を正しく信じる方法――』(大法輪閣)、『いかにして〈信〉を得るか――内村鑑三と清沢満之――』・『蓮如とルター』・『仏像の美と聖なるもの』・『浄土三部経のこころ』(法蔵館)、『他力信仰の本質――親鸞・蓮如・満之』(国書刊行会)、『世界の宗教が面白いほどわかる本』(中経出版)、『見つめ直す日本人の宗教心』(原書房)、『図説あらすじでわかる!親鸞の教え』・『図説あらすじでわかる!歎異抄』・『図説浄土真宗の教えがわかる! 親鸞と教行信証』(青春出版社)ほか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在の開門時間は、

9:00~16:00です。

 

筑波大学名誉教授(日本思想)伊藤益先生のご講義【第2回】     

「親鸞の信心」をUPしました。左端のタブ「internet市民大学」よりお入りください。      

      (2022.3.20)

【第3回】「親鸞の生涯」のお原稿は既に頂戴しております。ただいまUPの準備中ですので、もう少々お待ちください。   

      (2022.7.1)

 

 

 机に向かい静かに目を閉じると、想いは6年前に訪れたキエフ〔キーウ〕に飛ぶ。ホーチミン経由のベトナム航空でモスクワに着いた私は、その足で駅に向かい、翌日の夜行列車を予約したのだった。

 

 首都キエフは、ロシア正教会(今はウクライナ正教会)の建物が夕日に輝く美しい都市だった。十字架を抱えたキエフ大公ウラディミル1世がドニエプル川を見下ろし、独立広場にはウクライナ国旗とEU旗が記念塔を取り囲んでいた(大学の授業で配信した動画の一部をUPします)。

 

  モスクワからキエフまでは夜行で一晩、1時間ごとに寝台列車が出ている。乗車当日その場でキップも買える。「母がウクライナの出身なんだ」と話していた初老のロシア人男性。両国に親戚がいる人々も多い。その国に攻め込むとは…刻々と届く映像を見ていて涙が止まらない。


 事態を予想しなかったと話す識者も多い。フィンランド侵攻(1939)・ハンガリー事件(56)・チェコスロヴァキア事件(68)と繰り返された暴力。必ずキエフまで侵攻すると私は確信していた。なぜ事前に米軍やNATO軍を緊急展開させなかったのか。抑止力となったはずだ。腰の引けた指導者たちの宥和政策が、ヒトラーの勢力拡大を可能にしたことを思い出す。


 キエフではミンスク(ベラルーシの首都)行きの寝台列車の切符が買える。チェルノブイリの側を抜けた列車は、翌朝にはミンスクに着いた。そのベラルーシでは、一昨年にはルカシェンコ政権に対する激しい民主化要求デモが続いた。ロシアでも反戦デモが続いているようだ。ナショナリズムに染まらないロシア人の知性に、僅かな光明を見る思いがする。

      (2022.2.26)

《追伸》
  十数年前のロシア航空、隣に座ったチェコ人青年の言葉が思い出される。チェコ解体(1939)と「プラハの春」弾圧(68)を経験した彼らの言葉は重い。 
  Russia is more dangerous

  than Germany.


 自国の権益と安全保障を要求して一方的に他国に攻め込む姿勢は、満蒙特殊権益を死守しようとした80年前の日本と重なる。欧米諸国による圧迫やウクライナの性急な親欧姿勢が攻撃を誘発したとする言説も聞かれるが、それは米国による包囲網が日本を追い込み開戦に至らしめたとして、日本の侵略行為を矮小化しようとするのと同じである。        (2022.5.5)

 

 

 

書籍の販売コーナー宿坊にございます。左端のおしらせ→書籍販売コーナー新設のご案内とお進みください(写真がご覧になれます)。また、当山のパンフレットオリジナル絵葉書その他の記念品があります。宿坊の売店にてお求めください。パンフレットと絵葉書は、ご本堂内にもございます。