【スプリングセミナー】
 セミナーの開催日を増やしてほしいとの声にお答えし、3月10日に初めてスプリングセミナーを開催いたしました。今井雅晴先生を中心とするサマーセミナーでは、仏教史・宗教史という大きな枠内で親鸞聖人や浄土真宗を位置づけようと試みていただいています。これに対してスプリングセミナーでは原点に戻り、加藤智見先生に「親鸞の思想とは?―『教行信証』から読み解く―」と題してお話しいただきました。

 

以下のようなレジュメが配布され、ご講義が展開されました。
 ①『教行信証』とは
   ●書名(正式名『顕浄土真実教行証文類』)

     と著作年代について
   ●構成について
   ●歴史について
 ②『教行信証』に込められた親鸞の思想と信仰
      ●「念仏は私が称えるのではない」と説いた親鸞の念仏とは
      ●「私が信じるのではない」と親鸞が説いた信心とは
   ●阿弥陀仏からいただく「証(悟り)」とは
   ●「浄土とは、単に死んでから往くところではない」とされた浄土とは
 ③親鸞の思想の特質
 ④親鸞の信仰と思想を現代人の生活に活かす
   ●大家族→核家族→孤族→漂流社会
   ●無境界現象
   ●漂流社会を生き抜く心構えを形成

 

 “親鸞聖人は徹底した自己否定と絶望とを経て自己肯定に至ったが、現在の若者たちの自己肯定は自己否定を経ていない”とのお話に、約40名の受講生の方々は頷きながら耳を傾けていました。“自らの経験に照らし共感しながらご講義を聴いていました”とは、ご講義後のアンケートの声です。どうぞ、次回のスプリングセミナーを楽しみにお待ちください。

現在の開門時間は、

9:00~16:00です。

 

2022年度の新米が入荷しました(金額未定)。まもなく販売を開始しますので、もう少々お待ちください今年の新米はコシヒカリではなく、ローズドール賞(最優秀賞)を受賞した新品種「ゆーだい21」ですので、乞うご期待!  詳細は、左端のタブ「庵田米の販売について」をご覧ください。  2022.09.27)

 

 

筑波大学名誉教授(日本思想)伊藤益先生のご講義【第3回】     

「親鸞の生涯」をUPしました。左端のタブ「internet市民大学」よりお入りください。      

 【第4回】冬頃にUPの予定です。   (2022.9.17)

 

 

「親鸞が音楽で現代に甦るー作曲家平田聖子の世界」のご案内

 

平田聖子音楽事務所 親鸞和讃を歌う会による親鸞のコンサートが、東京福山(広島県)にて行われます。当山は本イベントを後援しています。

 

以下に各公演の詳細とPR動画を掲載いたします。PR動画には当山の山門のカットもございますので、ぜひご覧ください。     

       (2022.9.17)

〈東京公演〉

・日時…2022年10月31日(月)

 18:30~20:00(17:45開場)

・場所…紀尾井ホール

  (東京都千代田区紀尾井町6番5号  

              電話03-5276-4500)

・チケット料金…4500円

                        (全席指定)

 

・オンライン生配信もあり

 (配信チケットは1500円)

〈福山公演〉

・日時…2022年11月14日(月)

 14:00~15:30(13:45開場)

・場所…広島県民文化センター

          ふくやま

  (広島県福山市東桜町1-21 

             電話084-921-9200)

・チケット料金…3500円

                        (全席指定)

・オンライン生配信もあり

 (配信チケットは1500円)

       (2022.9.17)

 机に向かい静かに目を閉じると、想いは6年前に訪れたキエフ〔キーウ〕に飛ぶ。ホーチミン経由のベトナム航空でモスクワに着いた私は、その足で駅に向かい、翌日の夜行列車を予約したのだった。

 

 首都キエフは、ロシア正教会(今はウクライナ正教会)の建物が夕日に輝く美しい都市だった。十字架を抱えたキエフ大公ウラディミル1世がドニエプル川を見下ろし、独立広場にはウクライナ国旗とEU旗が記念塔を取り囲んでいた(大学の授業で配信した動画の一部をUPします)。

 

  モスクワからキエフまでは夜行で一晩、1時間ごとに寝台列車が出ている。乗車当日その場でキップも買える。「母がウクライナの出身なんだ」と話していた初老のロシア人男性。両国に親戚がいる人々も多い。その国に攻め込むとは…刻々と届く映像を見ていて涙が止まらない。


 事態を予想しなかったと話す識者も多い。フィンランド侵攻(1939)・ハンガリー事件(56)・チェコスロヴァキア事件(68)と繰り返された暴力。必ずキエフまで侵攻すると私は確信していた。なぜ事前に米軍やNATO軍を緊急展開させなかったのか。抑止力となったはずだ。腰の引けた指導者たちの宥和政策が、ヒトラーの勢力拡大を可能にしたことを思い出す。


 キエフではミンスク(ベラルーシの首都)行きの寝台列車の切符が買える。チェルノブイリの側を抜けた列車は、翌朝にはミンスクに着いた。そのベラルーシでは、一昨年にはルカシェンコ政権に対する激しい民主化要求デモが続いた。ロシアでも反戦デモが続いているようだ。ナショナリズムに染まらないロシア人の知性に、僅かな光明を見る思いがする。

      (2022.2.26)

《追伸》
  十数年前のロシア航空、隣に座ったチェコ人青年の言葉が思い出される。チェコ解体(1939)と「プラハの春」弾圧(68)を経験した彼らの言葉は重い。 
  Russia is more dangerous

  than Germany.


 自国の権益と安全保障を要求して一方的に他国に攻め込む姿勢は、満蒙特殊権益を死守しようとした80年前の日本と重なる。欧米諸国による圧迫やウクライナの性急な親欧姿勢が攻撃を誘発したとする言説も聞かれるが、それは米国による包囲網が日本を追い込み開戦に至らしめたとして、日本の侵略行為を矮小化しようとするのと同じである。        (2022.5.5)

 

 

 

書籍の販売コーナー宿坊にございます。左端のおしらせ→書籍販売コーナー新設のご案内とお進みください(写真がご覧になれます)。また、当山のパンフレットオリジナル絵葉書その他の記念品があります。宿坊の売店にてお求めください。パンフレットと絵葉書は、ご本堂内にもございます。